江古田の夜

日曜日に、小川直人さんが企画したイベントを観に出かけた。江古田のフライングティーポットといえば、20年くらい前には何度か出演させてもらった事もある懐かしい場所で、お店のおじさんも年取ったけど元気そうだった。小川さんが札幌にいた若い頃に知り合いだった先輩バンド、F.H.C.の東京ツアーの中の一日だったようですが、彼が呼んだ方たちが、皆すばらしく面白く。

F.H.C.の方が使用してる、デカい10弦ギターのような得体のしれない楽器を私は初めて観てたまげたのですが、チャップマンスティックという楽器だそうで、話しかけたら無知な私に丁寧に説明してくれたばかりか、持ってみますか?とか仰って、片づけた楽器をわざわざ出してきて持たせてくれた。何てできた人なんだ。

最後にやってた曲がすごく良かったのですが、それが入ってるという最新のアルバムを購入させてもらいました。プログレの人がやる叙情的な曲が好きなのです。ムーンチャイルドとか。ラッキーマンとか。プログレ好きにぶっ飛ばされそうな浅い感想ですみません。グレッグレイク好きな私。ジャケが素敵。

会場で、二十年ぶり?くらい?正確にはいつ以来なのかわからないのだけど、知り合いに偶然出くわして、それこそフライングティーポットでも一緒に演奏したし、すごい所で会いましたねえ、なんて話をしたのだけど、毎週のように会ってた事もある人だと、それほど違和感なく馴染むものなのかな、というくらい自然に接する事ができて嬉しかった。

出演もされていたジェバンニ=オノさんのツイートで、こまどり社員さんの獅子舞にかじられる私と遠藤さんが確認できます。演奏途中でカバンから出てきた獅子舞に、ただただたまげた。ジェバンニ=オノさんの声にもたまげた。あの体のどこからあんな声が出るのだろう。

すごく楽しいイベントだった。自分も頑張ろうと思いました。

IDLESが見たかった。

改まって言うほどの事でもないし、別にそんなの分かり切ってるし、誰かの口から聞くたびにちょっとイラっとしたりもするので、本当は言いたくなかったりもするかもしれませんが、暑いですね。とろけそうだ。脳味噌壊死してたりしそうじゃないですか。働いてるかどうか分からない部分が溶けたウニみたいになってやしませんか。

家に帰ると、奥さんと子供が座る事もできないので崩れながら倒れる途中です。みたいな姿勢でYouTubeとかスマホとか見てたりするのですが、何がびっくりってクーラーつけずにいる事で、暑くないのか確認しても二人とも暑くないと言うのだけど、今日なんか部屋のデジタル時計についてる温度計は35度近くなっており、暑くないわけないので急いで冷房入れたら、ああ、涼しい~とかのたまうので、ニュースなんかで見る、暑いのに気づかずに熱中症になる老人というのはこんな感じなのだろうか、などと思いました。

でもでも、今年になってから色んな人の訃報がありましたけど、どちらかというと寒い時期の方がそういうニュースは多いので、実際は暑くて死ぬ人より寒くて死ぬ人の方が多いのではなかろうか。北海道にいた頃を思い出せば、凍死した酔っ払いの話とかよくあったし、東京の夏の方が快適なのかもしれないとも思わないでもないけど、あの扇風機の付いた作業着着て炎天下働いてる人たち見ると、地獄しか思い浮かばない。どちらにしろつらいな。

私が老人になる頃、日本の夏は40度超えるのが当たり前で、貧富の差はますます広がり、治安は滅茶苦茶になっている。たまに、そんな事を想像しながら無性に恐ろしくなります。いやだいやだ。

井上尚弥

今日は半ドンで昼まで働いた後、横浜に行った。

高校のクラスメイトとの集まりだったのだけど、集合を指定されたお店が、地図を見たら大橋ジムのすぐ隣だった。うおー大橋ジムの隣じゃん!みたいな事をLINEで書いたら、誰もピンとこないようで、井上尚弥は知ってても、所属ジムまで知ってる人はそれほどいない、という事を知った。

一通りみんな飲んで食べて、私は玄米茶を飲んで、一時間半ほどで出て行けという事になり店を出ると、でっかい車が停まってて、ちらっと覗いたら、井上浩樹が乗っていた。井上浩樹は井上尚弥のいとこで、漫画も描いたりするボクサーです。引退したような気がするけど、最近またやっているみたい。あれあれ、井上浩樹がいるって事は、やつもいるのではないだろうか!と思って車中をじろじろ見てたら、すぐ横に立ってた小柄な青年が、「ありがとう。じゃあ行くわ。」みたいな事を言ったのだけど、もう完全にその声は井上尚弥のそれで、えっ!?と思って見たらやっぱりモンスターだった。

うわ、本物だ!みたいに固まってたら、じろじろ見られてるのに気づいて、井上尚弥はちょっと間をくれた。ほら、頑張ってとか言いたいんだろ、おっさん。言ってよ。待ってあげるから。みたいな間をくれた。でもでも、あまりにも固まってしまい、何も言えませんでした。無念。


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今日は公開練習だったようです。今なら言える。井上選手、頑張ってください。

 

パーツ棚

私の部屋は、コンデンサとかの電子部品や、スイッチ、線材やなんか、ボルトやナットなど、に加えてもう何の部分だったのかも思い出せないバイクの部品などなどの細々としたものが、どうやっても上手く片付けられないまま半永久的に散らかっていて、四畳半の空間において楽器や音楽機材なんかよりもよっぽど存在感が強いので、音楽をやっている人というよりは爆弾かなんか作ってる人みたいな感じになってしまいがちなので、どうにかこいつらを整理しない事には心穏やかに過ごすことが出来ない。と、少なくとも五年くらいは思ってるのですが、あの秋葉原のパーツ屋さんにあるような、小さな引き出しのたくさん付いた大きな棚を導入すれば全て片付いて、時にクリエイティブな活動もしてしまう兼業主夫として生きていけるに違いない。という思いを強めながら二、三年は過ごして、最近ようやっとそういうのを探し始めたら、そういうのは滅茶苦茶高価であるという事を知りました。アキバにあるような棚は、平気で五万、十万するような棚だった!そんな高級感は全くないくせに。

でもでも、何とか私の部屋の隙間空間にフィットし、そこそこお値打ちである棚を探し探して、ついに今日、私の部屋へと棚たちがやって来たのです。御覧あれ!

うおー。二万弱かかったぞ。でもでも、これで部屋が片付いて、時にクリエイティブな活動もしてしまう兼業主夫になれる事でしょう。やった。もうちょっと欲しいな。棚。

保護者会

今日は保護者会に行った。もう二回目なのだけど、初回は一人だった男親が、今日は四人になった。先生の話を聞くのがメインで、特に親同士の交流があったりするわけではないので、あ、いるな、位のもんだけど、何となく心強い感じはする。ジェンダーフリーな世に向かってるんだろうけど、女の中に男が一人は、やはり少々居心地が悪い。

渡辺電機さんのマンガで保護者会のイメージを形作ってたのだけど、特に役員を決めるような事も無く、ただただ話を聞いてタブレットをもらって絵具セットを購入して解散。面倒な話し合いはこれから先の話なのだろうか。わからない。

保育園で一緒だったお母さんが、赤ん坊を抱いて来ていたのだけど、あまりにも小さくて、うわっ小っさ!と驚いた。うちの子もあんなだったはずだけど、嘘みたいにでかくなったので、なかなか思い出せない。とても一年生には見えないんですよ。遺伝だな。

人工甘味料

10年ぶりにバイクをばらしてみたら、思った通りありとあらゆる部分が固着しまくってて、ものすごく大変だった。爆発を繰り返しながらぐるぐるシャフトを回すのがエンジンですが、非常に高温になるので何らかの方法で冷やし続けなければ、その性能を維持できません。バイクだと、走る際の風で冷やす方法を採用したエンジンもまだ結構主流ですが、一番普及しているのは水をエンジンの外側に流して冷却する方法です。が、ただの水だと、冬に凍り付いて使えなくなってしまうかもしれないので、その氷点を下げるための化学物質を水に混合させます。その、あんまり体に良くなさそうな液体を、パイプを無理矢理引っこ抜いた際に思いっきり顔にぶちまけてしまい、目に入るし、飲んじゃうし、かなり焦って、薄目開けた状態でダッシュで部屋に戻って目を洗おうとしたのだけど、手が汚れたオイル的なものでものすごく汚いので、まずそれをジョイで洗ってたけど、目がちょっと染みてきてて、薄目でうまく確認できない手はあまりきれいになってる感じがしなかったのだけど、とりあえず目が先だ!と台所でしつこく洗ってたら、染みる感じは無くなったので目を開けてみると手はやっぱりオイルまみれで、顔も黒くなっていた。そして、ちょっと落ち着いたら、飲んでしまったのも気になって来た。現在、十時間ほど経過。大丈夫っぽい。原液じゃないしな。クーラントは甘かった。整備士の人は、ちょっと舐めてみて、甘かったらまだ使える、なんて判断したりもするらしい。十年経ってるけど、まだ問題無いのかもしれない。甘いから。思い出したのは、人工甘味料入ってるチューハイが好きじゃなくて、あまり買わないようにしてた事。やっぱり体に悪いんじゃないですかね。ゼロコーラとか。