IDLESが見たかった。

改まって言うほどの事でもないし、別にそんなの分かり切ってるし、誰かの口から聞くたびにちょっとイラっとしたりもするので、本当は言いたくなかったりもするかもしれませんが、暑いですね。とろけそうだ。脳味噌壊死してたりしそうじゃないですか。働いてるかどうか分からない部分が溶けたウニみたいになってやしませんか。

家に帰ると、奥さんと子供が座る事もできないので崩れながら倒れる途中です。みたいな姿勢でYouTubeとかスマホとか見てたりするのですが、何がびっくりってクーラーつけずにいる事で、暑くないのか確認しても二人とも暑くないと言うのだけど、今日なんか部屋のデジタル時計についてる温度計は35度近くなっており、暑くないわけないので急いで冷房入れたら、ああ、涼しい~とかのたまうので、ニュースなんかで見る、暑いのに気づかずに熱中症になる老人というのはこんな感じなのだろうか、などと思いました。

でもでも、今年になってから色んな人の訃報がありましたけど、どちらかというと寒い時期の方がそういうニュースは多いので、実際は暑くて死ぬ人より寒くて死ぬ人の方が多いのではなかろうか。北海道にいた頃を思い出せば、凍死した酔っ払いの話とかよくあったし、東京の夏の方が快適なのかもしれないとも思わないでもないけど、あの扇風機の付いた作業着着て炎天下働いてる人たち見ると、地獄しか思い浮かばない。どちらにしろつらいな。

私が老人になる頃、日本の夏は40度超えるのが当たり前で、貧富の差はますます広がり、治安は滅茶苦茶になっている。たまに、そんな事を想像しながら無性に恐ろしくなります。いやだいやだ。