うろ覚えですが


ラジオで誰かが話してたのが、チェルノブイリが爆発した後に、原発は危ないぞ、やめようぜ、という内容の本を書いた人がいて、その本の出版に関わった人が、自費でその本を何十冊も買って、日本のミュージシャンに配りまくったという話。書名も、その人の名前も、全く思い出せないんだけど、そんな事があったらしい。そして、その本を読んで歌にしてしまったのが、清志郎マーシー。何十冊も配り歩いたその人は、さぞ嬉しかった事でしょう。



第一原発には行きたくねえけど、今、福島の現場で、実際作業に携わっている人達の情報が、メディアに溢れるニュースの中には、少な過ぎやしませんか。ハイパーレスキューの放水作業の時には、あんなに英雄譚にして取り上げてたのに、最近は全然ニュースになってないような気がする。そういう人達の情報に触れる事で、今直面している状態をよりリアルに感じて、より真剣に考える事につながるような気がするのだけれども。汚染水をどうするのかとか、圧力容器の破損具合がどの程度かとか、もちろん知りたいけれども、それよりも僕は、現場の人達がどんな状況に置かれて、どんな気持ちで作業に当たっているのかを知りたい。


もう一曲、ブルーハーツのアッパーな曲で締めておきましょうか!頑張れ、作業員!