50mプール

親戚の法事で札幌に帰って来ました。子供を連れてったのですが、悪天候に当たって飛行機が飛ばないし、飛んでも揺れまくるし、子供は泣くし、そりゃあもう大変だったんですよ。北海道はやっぱり遠い。

私の住んでた辺りには地下鉄が通ってまして、最寄りの駅が市営の大きな霊園のある丘の麓にあるので、霊園前という駅名でした。今でもそうやって呼ぶ人がいるくらい馴染んでた駅名なのですが、いつだったか南平岸という名前に代わり、墓場に隣接してた火葬場も郊外へと移転して行った。子供の頃、風向きによっては丘の上の火葬場から、煙が小学校のグラウンドまで流れて来て、ギャー!!人を焼いた煙だ!!とか大騒ぎしながら逃げ回ったりした。くさいくさい、とか言い合ってたけど、実際どうだったろうか。よく思い出せない。

札幌市は何と、その火葬場の跡地に、道内最大規模の競技用プールを建てた。私は泳げないし、ちょっと悪趣味すぎやしないかとも思ったし、歩いて行ける距離にあったけど、一度も行った事はなかった。千葉すずが大会で来たことがあって、水着の千葉すず見たいな、と思ったけど、それも行かなかった。

そんなプールに行ってみるために、泳げるようになった私はわざわざ水着を用意して帰ったのですが、トライアスロンのイベントがある、とかで、空いてる時間がほとんど無く、30分ほどしか滞在できませんでした。それでも、初めて足を踏み入れた50mプールというところは、とにかくでかい!長い!全然向こうに着かない!これを20秒ちょっとで泳ぐとか人間じゃねえな、なんて思いながら泳いでみました。出なきゃいけない時間が迫ってるので、巨大なプールに3人くらいしかいなくて、不思議な空間になってました。楽しかったです。