微妙

娘の仲の良い友達に、「私にはお姉ちゃんがいた。」とか、「お父さんはお笑いをやっていた。」とか、微妙に返答に困る情報を、ちょいちょいぶち込んで来る子がいるのですが、大体その傍らには親御さんがいる事が多いので、その度に、ふ、ふーん。そうなんだ~。みたいな曖昧な返事をするのが常なのです。

先日、その親御さんに、娘が休みの日も○○ちゃん(娘)と遊びたがってるので、会えないか、とお誘いを受けました。なので今日、雨の中その子の家まで娘を預けに行って、しばらく野放しにしてきたのですが、娘もそちらのお宅で微妙な事を話して、微妙な空気を作り出しているのではなかろうか、と微妙に気になっていた。微妙に。

夕刻。そろそろかな、と迎えに行って、帰りたくない、とごねる娘にカッパを着せ、お礼を言いつつ御宅を後にした。雨の中、自転車の後ろの娘に尋ねる私。どうだった?楽しかった?何を話した?何を聞いても、もっと居たかった。楽しかった。の繰り返しで、要領を得ない。「とっとが居ないのが、すごく良かった」とも言っていた。ひどい。

玄関前。「着いたよ」と後ろを見たら、寝ている。初めてのソロ活動で疲れたのでしょう。いつの間にやら大きくなって行くなあ。あっという間のような、長いような。