虫の心1

動き、表情、言語にならぬ声などで、自らの要求、気分、相手の評価などを伝えて来る事が多々あるのが幼児で、その度に、ちゃんと言わなきゃ分からない、言葉で話しなさい、と言い伝える事になるのですが、それはそのままブーメランで大人にも返ってくる話で、察しろよ、みたいな圧を発する場に遭遇する事は多々あるし、私は察しませんが、自分でも気付かぬうちに圧を発してしまってる事はあるだろうし、言語化されないコミュニケーションに、大人も子供も無いのでしょう。みんなやってる。人も動物だし。

 

でも基本的に、察しろオーラを発してくる人間が嫌いなので、言語化されぬ言語に対して普段から心を閉ざして、なるべく察しないようにしてるのですが、ずーっとそれをしてると、意識しなくても全く察しなくなります。視力を失った深海魚みたいなもんで、察せなくなる。ちょっと違いますが、空気が読めない、みたいな人になっていく。どんどん鈍くなって行きます。それによって得られる効能としては、ストレスが減る。これは間違いないです。ストレスなんて、ほぼ人間関係だと思うので、鈍になればなっただけ減る。(2へ続く)