ストーンズ


昨日、東京ドームでストーンズを観てきました。東京ドームに足を踏み入れたのは、桜庭がホイスに勝った時以来。懐かしすぎる。プライド全盛期ですね。藤田が近くまで来て、吠えてたのを思い出した。全然音楽の話じゃないね。


僕が中学生の時に、初めてストーンズは日本にやって来て、それがきっかけで聴くようになりました。10日間やったんでしたっけ?今思えば、バブルな時代。それから10年後、10日間通いつめた、という人と知り合いにもなって、まじか!と思ったけど。カドさん元気かな。


高校生になってバンドを始めて、近くに住んでた友達と、僕の部屋か、そいつの部屋に入り浸って、スティッキーフィンガーズと、キースのソロアルバムのコピーをしてました。ずーっと、何時間も。僕にとってのストーンズってのは、その時の感じが、ほぼ全てなのです。二人ともキースの役をやりたいんだけど、どのギターがキースなのかもよくわからず、どうやらオープンチューニングというものがあるらしい、と知って、わけもわからず、ギターをオープンEにしてみたけど、上手く弾けなかったり。


ローリングストーンズのみなさんは、豆粒ほどにしか見えず、ほとんどモニターを観てましたけど、楽しかった。キャッツアイのようなピチピチスケスケの衣装をまとって、動きまくるミックジャガーを観てたら、笑えてしょうがなかった。何者だ、あのジジイ!ドーピングでもしてんのか!一人だけ、スタイリストがついてなさそうな、個性的なカッコのキースおじいちゃんは、ずーっと楽しそうにニコニコとギターを弾いていて、ほんとカッコよかった。キースリチャーズ観れただけでも、18000円の価値はあったかもしれない。ような気がする。


音も、想像してたより全然良かったです。ブラウンシュガーを聴いてたら、昔の事も思い出して、ちょっと涙ちょちょ切れた。俺は、ストーンズ観ちゃったぞ、この野郎!みたいな気分でしたね。なんだそりゃ。ムーンライトマイルかシスターモーフィンが聴けたら、完璧だったかな。ミックテイラーもいたし。