盆ですね


あんまり、先の事を考えて計画立てて生きていくのは得意じゃなくて、大体いつも後ろ向きに昔のことばかり考えていて、あの時のおれはこんな事しないとか、あの時のあいつに、こんな話は出来ないとか、そんな事ばかり考えながら年を食ってしまいました。そんなおじさん37歳。明日何があるかなんてわかりゃしねえだろ!そん時にどうにかすりゃいいだろ!そんな風に生きてると、僕みたいになります。だめな大人、いっちょあがり。


要は、楽しい思い出を糧に、日々生きてます。いや、楽しくない思い出も糧にしてるのかなあ…とにかく、まだまだ何かあるだろ!と思って生きてんですよ!本当に!明日、素敵な思い出ができるかもしれないじゃないですか!何言ってんだか、よくわかんなくなってきた…


先月、高校時代に、一緒にバンドをやってた友達が、自殺して亡くなりました。12年前に、大学時代のバンド友達も、同じように亡くしています。何だか、自分が死神になったみたいで、やりきれなくて、二人のことを行ったり来たりして考えながら、ここんとこ過ごしてました。もちろん、そいつらが死んだのはそいつらの問題だし、俺が関係あるとしてもそれは、俺の問題なんだけど、確かに何かを共有してたという思いはすごくあるし、それは、間違いなく自分の中では、素敵な思い出です。だから、やりきれないんだと思う。お前らにとって、それは、素敵な思い出じゃなかったのかって。それを糧に俺は生きてるのに、お前らは、どうなの?って。押し付けがましいですかね。どうなんだよ、この野郎。


君らがどう思おうが、俺の思い出の中のアホとして、君らは生きて行きます。俺が120まで生きる糧としてね。