Heart of bugs

畑でバターナッツという瓢箪のような形のカボチャを育ててるのですが、もじゃもじゃに繁りまくっているのに一個も実が付かず、雨続きで人工授粉をすることも中々できずにいたのですが、今朝方雨上がりに行ってみたら、五個ほど結実しており、すごく嬉しかったのです。菜園の私の区画に近付くと、ミツバチがすごくたくさん飛び回っていて、これはもう、人が手を出さなくても大丈夫だ、と見ていたら、そのミツバチを狙って、スズメバチがビュンビュン飛び回ってまして、私は一度刺された事があるので、アナフィラキシーショックが恐ろしく、スズメバチを必要以上に怖れがちなのですが、ミツバチたちは自分が食われそうになってるのに全く心を折ることなく、ディフェンスに長けたボクサーのウィービングのような羽根裁きでスズメバチの飛来をかわし続け、ひたすら自らの仕事に打ち込んでいる。すばらしき虫の心。

 

金の心に、私の人生のほとんどの叙情はぶち込んだので、次作は情緒ゼロの作品を作りたいと思ってるのですが、タイトルは虫の心にしようと思っております。というか、私の心は、金の心よりは虫の心要素がかなり強めであり、虫の心については一家言あります。そのうち書いてみます。ではでは。